バスの運転手不足が全国的に限界突破を迎えた所が目立ち始めた。先日、北海道中央バスが2019年以降で運転手が15%減少したことを踏まえ、札幌駅まで乗り入れる札幌都市圏の路線バスのうち、12路線で札幌駅への乗り入れを取りやめて地下鉄福住駅、美園駅、平岸駅、麻生駅までのいずれかに短縮し、2路線の廃止も発表した。鉄道と並行する路線バスの鉄道並行区間を廃止する流れが全国的に広まっていくのかもしれない。

運行に伴う赤字は行政が補填できても、乗務員までは補填できない。給料を最低でも手取30万台中盤は出せるようにするとか、車内事故の責任を全部運転手におっかぶせるという理不尽にも程がある道路交通法を改正するとか、そういうこともしないと乗務員不足は進むばかり。

東京・日本交通のジャパンタクシー大阪500い5762(1628)
北摂交通圏の高槻営業所所属。助手席側フェンダーミラーに補助ミラーが付いているのが目立つ。
東京・日本交通は希望ナンバーで無線番号とナンバープレートの番号を揃えているが、この車両に関しては払い出し番号で登録されている。