最近SDGsのラッピング列車が都市圏を中心に走っている。SDGsが国連が提唱している「持続可能な開発目標」だと分かってはいるのだが、オフの移動中など頭を働かせていない時は「何だかよー分からん横文字を並べおって」となる。
杉山淳一氏がITmediaビジネスに寄稿した記事で、鉄道会社がここ最近SDGsへの取り組みをアピールするのはエコテロリズムへの警戒感ではないかと見立てているのは半分は企業の社会的責任(CSR)の一環では?と思いつつもう半分で同意した。
鉄道というのは(昔に比べれば少ないが)大量の電気を消費して運行する。過激思想に染まった環境活動家が目をつければ「電気の大量消費は環境破壊!」という結論に至って無関係の乗客を巻き込んだテロ行為におよぶかもしれない。そういったリスクを早い段階で排除しなければ今の時代はやっていけないのである。環境保護というお題目があればテロリズムもある程度は受け入れられてしまう今の世の中。息苦しいと思うのは私だけだろうか。
JR西日本の115系3000番台。車体側面のデザインや座席などは117系に準拠しているが中身は115系な珍車。写真のN-20編成のように117系の余剰となったMM'ユニットを組み込んだ編成もあり、台車などに違いがある。なお広島駅へは227系の投入で乗り入れなくなっている。
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