過去、西日本管内でのお召し列車には何度かサロンカーなにわが使用されていた。1号車の窓ガラスが防弾仕様、2号車のトイレが洋式になっているなど対応する設備が整っていて、機関車さえ用意できればどこへでも入っていける機動性の高さが買われたのだろうが、そのなにわが先日ついに引退を迎えたようである。展望車と中間車1両が京都鉄博か津山で保存されたらいいなぁとは思うが、難しいかもしれない。

京王自動車のクラウンコンフォート多摩500い1019(205)
グレードはスタンダード。都下エリアではジャパンタクシーよりやや少ない頻度で見られる京王指定色のクラコンだが、数は少しずつ減っているらしい。